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オーストラリアの新卒の平均年収。1年目で日本の平均年収以上⁉︎気になる世界の給料事情。

海外あれこれ
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皆さんこんにちは。

日本の新卒の平均給料は250万円〜300万円と言われていますが、
まだ学生の人や就職したばかりの人は、

他の国の新卒の人っていくら貰っているんだろう?

と、気になりますよね。


そこでこの記事では、世界でも給料の高いことで知られるオーストラリア新卒の平均年収について紹介します。

特にオーストラリアで留学をしている人や、海外での就職を考えている方は参考にしてみて下さい。

それでは早速見ていきましょう!

業種別の新卒の平均年収(2019年)


求人プラットホームサイトのGlassdoorによると、オーストラリアの新卒の平均年収は

$63,000 (472万円)

です!

日本人の平均年収は約430万円、中央値は350万円前後なので、オーストラリアでは社会人1年目から平均的な日本人より高いお給料をもらっているようです

また、オーストラリアの新卒の職業別の平均年収は以下の通りです。

※ 1AU$=75円で計算しています

オーストラリアの新卒の職業別平均年収

会計&専門サービス業
$55,551 ( 417万円)

国家公務員
$63,160 (474万円)

銀行・財政サービス・保険業
$66,265 (496万円)


建設・不動産業
$73,200 (549万円)

コンサルティング業
$60,000 (450万円)

エンジニア業
$63,333 (475万円)

FMCB(日用消費財)業界
$60,500 (453万円)

IT 関連
$64,091 (480万円)

法律
$75,252 (564万円)

製造業
$65,367 (490万円)

採鉱業
$84,000 (630万円)

石油・ガス
$93,000 (697万円)

道路・交通分野
$66,000 (495万円)

小売業
$66,000 (495万円)

州政府機関・公務員
$63,548 (476万円)


オーストラリアの新卒の職業別の平均年収を見ると、オーストラリアでは石油・ガス関連が$93,000 (697万円)、採鉱業が$84,000 (630万円)と、主要産業の採掘業(mining)関連の職業では新卒の時点で平均年収が600万円以上もある職業もあるようです!

(Australian Association of Graduate Employers 2019 survey (オーストラリア新卒採用企業協会2019年調査)より。)


新卒の給料へ影響を与える因子 について


次に、性別、年齢、言語等が新卒の年収へ与える影響について見ていこうと思います。

これから紹介する項目は、様々な大学、業種、バックグラウンドをもった12万564人へ実際の新卒の給料の聞き取り調査を行い、いくつかの因子(性別や年齢等)が与える初任給への影響を調べた調査結果です。

(Quality indicators for learning and teaching (QILT) 2018 Graduate Outcomes survey)


男女での差について

女性の社会進出の進んでいるオーストラリアですが、少なからず男女の平均年収には差があり、30歳以下の新卒の女性の平均年収中央値が$58,800 (441万円)に対し、同じ業種の男性の中央値は$61,000 (457万円)と、男性の給料が3.6%高い結果となっています。

30歳以上で卒業をして働いた場合その差は広がり、女性の中央値が$67,000 (502万円)なのに対し、同じ業種の男性は$75,100(563万円)と、男性の方がが10.8%給料が高くなっています。




年齢について

年齢については、初任給へ良い意味での影響を与えており、年齢の高い卒業生ほど卒業後の年収が高くなっています

例えば、30歳以上で卒業した人は、30歳以下の人に比べて平均年収が$8,900 (約67万円) も高いです。

この点では、新卒の給料が一律の日本とは違い、実力社会のオーストラリアでは卒業以前の経験が考慮されている

もしくは、日本のように皆が同一位置からのスタートではなく、新卒でも高いポジションへ挑戦できるということなのではないでしょうか。

日本では高校卒業後にそのまま大学へ入学することが当たり前ですが、欧米の国では社会人になった後に大学へ入り直す人も結構多いです。そのため、年齢が高くても新しい分野に新卒として入社する場合も多いです。


言葉と文化の違いによる差について

2018年の調査結果では、英語を第1言語とする人の新卒年収の中央値が$61,000(458万円)だったのに対し、英語を第1言語としていない人の中央値は$59,500 (446万円)と、非ネイティブスピーカーの年収が$1,500(11万円)少ないという結果が出ています。

この$1,500(11万円)が高く感じるかは人それぞれだとは思いますが、英語を第一言語としていない私たち日本人も、人種や国籍の違いでそこまで稼ぎにくいという訳では無いようです

また、オーストラリアの先住民の新卒年収の中央値は$65,000(488万円)と、他のオーストラリア人よりも$4,000高くなっています。


オーストラリアの新卒の平均年収まとめ

という事でこの記事では、オーストラリアの新卒の平均年収についてご紹介しました。

オーストラリアの新卒の平均年収は$63,000 (472万円)と、オーストラリアの人々は大学を卒業してすぐに日本の一般のサラリーマンの平均年収以上の給料をもらっているようです。

アジアに近く日本との交流も深いオーストラリアは、温暖な気候とおおらかな国民性も相まって、留学生だけではなく、ワーキングホリデーでも最長で3年間滞在することができるため、日本から渡航する人も多い人気の国です

海外で働いてみたい人や、英語を使って働きたいという人は、オーストラリア で働いてみるのもどうでしょうか。



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