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街全体が世界遺産!?マルタ共和国の首都ヴァレッタ(バレッタ)の観光地まとめ。

海外あれこれ
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皆さん、こんにちは。

ヨーロッパの人気観光地「マルタ」で短期留学の経験があるwakaです。

語学留学でも注目されているマルタは、周辺国から常に侵略されてきた歴史を持つ、歴史の深い国です。

特に、要塞都市として建設された首都のヴァレッタ(バレッタ)は圧巻の美しさで、街全体が世界遺産に登録されているほど魅力あふれる街です

という事でこの記事では、ヨーロッパの人気観光地であり、歴史と魅力が溢れるマルタの首都ヴァレッタ(バレッタ)について紹介します!

ヨーロッパ旅行がしたい、海がきれいな国に行きたいという人は必見です!


マルタ留学については以下の記事で紹介しています。


マルタについて。

マルタ共和国は、イタリアのシチリア島の南、地中海の真ん中にある、地図でもよく見ないと分からないくらいの小さな島国です。

主要な島であるマルタ島と、ゴゾ島、コミノ島の大きく分けて3つの人が住む島があり、その他複数の無人島から成り立っています。

面積は東京23区の約半分ほどで、人口約44万人の、本当に小さな国です。




そんなマルタは、

・ヨーロッパ内では格安で留学が出来ること
・温暖な気候なこと
・人々が温厚なこと
・海がキレイなこと
・治安が良いこと

等の理由から、日本でも人気の留学先です。

また、騎士団を中心として建設された中世ヨーロッパの雰囲気が漂う美しい街並みと、青く透き通る地中海に囲まれたマルタは、ヨーロッパ人のバカンス地として人気の観光地でもあります。

独立前はイギリスの植民地であったこともあり、英語 (とマルタ語) が公用語として使われているので、英語のみで観光が可能です。

マルタは他のヨーロッパの国々と同様に多くの歴史的建物が健在していて、まるで中世ヨーロッパにいるような感覚になるほど美しいので、見どころ満載の国ですよ!




1. 街全体が世界遺産の首都ヴァレッタ

ヴァレッタの風景
世界遺産の首都ヴァレッタ

街全体がユネスコの世界文化遺産として登録されている首都ヴァレッタは、岩の多い半島の両側にある港を守るために建てられた城砦都市(じょうさいとし)で、聖ヨハネ騎士団の総長であった「ラ・バレッテ」によって1566年に礎石が置かれました。

現在は、映画館、カフェ、レストランなど、多くのショップで賑わう人気の観光地となっており、主要道路のリパブリック通りには、聖ヨハネ大聖堂や公立美術館、騎士団総長の宮殿などの歴史的施設や、国会議事堂や裁判所などの重要な施設が立ち並んでいます。

ヴァレッタの入り口前の風景
ヴァレッタの入り口前

ヴァレッタの入り口は、上の写真のようにマルタらしいモニュメントが目印となっています。

また、馬車が走っているため、馬車に乗ってヴァレッタの周辺を回ることも可能なんです!

こんなに美しい街を背景に馬車に乗れるなんてステキじゃないですか?(*^ω^*)

バレッタの祭りの風景
バレッタの祭り

また、私が滞在している間にはヴァレッタでお祭りが開催されていました。

リパブリック通りはカラフルで大きな人形がついている台車で埋め尽くされていて、衣装を着た人たちのパレードがあったり、子供達がコスプレをしていたりと、日本のお祭りとはまた違った形でワイワイと賑わっていました!

お祭りやイベント事も、首都のヴァレッタで開催される事が多いようです。

ヴァレッタのお祭りの様子の写真
ヴァレッタのお祭りの様子

聖ヨハネ准司教座聖堂(Saint John’s Co-Cathedral)

聖ヨハネ大聖堂内

聖ヨハネ准司教座聖堂(Saint John’s Co-Cathedral)は、1573年から1578年にかけてマルタ騎士団によって建てられ、マルタ人の建築家、ジェラモ・カッサールによって完成したカトリック教の大聖堂です。

代々の騎士団総長によって装飾されたバロック様式の内部は、質素な外観からは想像もつかないくらい豪華です。

天井には1662年から1667年にかけて描かれた洗礼者聖ヨハネの生涯が描かれており、床一面には400枚にもおよぶ大理石でできた騎士団員たちの墓碑が敷き詰められています。また、墓碑には名前や紋章、碑文などが色鮮やかに描かれています。

聖ヨハネ騎士団の総長ラ・ヴァレッテを初めとする、教会建設前にマルタで亡くなった騎士団総長達も、地下室の石棺に埋葬されています。

営業時間
月〜金 9:30〜16:00
土 9:30〜12:00

騎士団長の宮殿(The Grandmaster’s Palace)

数多くの歴史歴な宮殿を持つヴァレッタですが、マルタ人にとっての宮殿とはここ、「騎士団長の宮殿(The Grandmaster’s Palace)」です。

騎士団長の宮殿

街の1ブロック分をまるまる使った敷地をもつ騎士団長の宮殿は、1574年に建設され、現在では政府機関として使用されており、その一部が一般公開されています。

騎士団長の宮殿内

宮殿内の廊下には鎧をまとったマネキンの騎士が並んでおり、壁一面に騎士団にまつわる絵画が飾られています。

宮殿内には、「最高審議の間」や、赤いタペストリーが印象的な「大使の間」などがあり、騎士団の重要な建物であったことが感じられます。

マルタの英雄である騎士団の重要な役割を果たしていた騎士団長の宮殿は、マルタに来るからには絶対に外せないスポットとなっています!

国立考古学博物館(National Museum of Archaeology)

国立考古学博物館National Museum of Archaeology)は、マルタ騎士団の宿舎として利用されていた建物を改造して作られ、紀元前5000年から紀元前400年までの出土品が各時代やテーマに沿って展示されています

この博物館には、陶器や石器、また、マルタの先史時代と巨石文化の神殿跡から発掘された重要な発掘品などが展示されています。

営業時間
全日 9:00〜17:00

バラッカの庭園(Upper Barrakka Gardens)

バラッカの庭園

バラッカの庭園(Upper Barrakka Gardens)は、噴水を中心として色鮮やかな木花が植えられている、マルタ騎士団がイタリアの騎士団の為に作った庭園です。

18世紀までは騎士団の憩いの場として使われていました。

バラッカの庭園はヴァレッタで1番の絶景を誇り、公園からは、騎士団が最初に作った3つの都 ( Three cities )が一望でき、内側の壁には英国統治時代の記念碑があります。

公園には、ハーバーに向かって本物の大砲が並べられており、毎日正午と午後4時にハーバーに空砲が発射されるのを見る事が出来ます

また、世界中でブームを巻き起こした海外ドラマ、「ゲーム・オブ・スローンズ」では、主要人物のネッドとサーセイが密会した重要なシーンが撮影された場所でもあります。

営業時間
全日 7:00 〜22:00

聖エルモ砦(Fort St. Elmo)

聖エルモ砦

聖エルモ砦(Fort St. Elmo)は、1547年と1551年のトルコ軍による攻撃によりマルタの田舎が略奪され、ゴゾ島民が全員奴隷にされてしまったことを受け、1552年に聖ヨハネ騎士団がトルコ軍の侵略に備えて建設した砦です。

マルタの歴史上最も重要とされる1565年の大包囲戦では、48,000人のトルコ軍とその同盟国による軍隊に対し、540名の騎士団、4,000人のマルタ人、イタリアとスペインの傭兵を合わせた約8,000人で抵抗しました。

31日にもおよぶ英雄的な抵抗の後に聖エルモ砦は陥没しましたが、次に目を向けられたビルグとセングレアの町はなんとか持ちこたえ、トルコ軍の撃退に成功しました。

この砦は第2次世界大戦により大部分が破壊されましたが、後に修復され、1970年代には映画「ミッドナイト・エクスプレス」の撮影場所として使用されています。

国立戦争博物館(National War Museum)

聖エルモ砦の一部にある国立戦争博物館(National War Museum)は、マルタの歴史が始まって以来、他国から攻撃され続けてきたマルタ市民にとって重要な場所となっています。

館内には、ルーズベルト大統領が訪問した時に使用されたジープや、戦時中に使用されていた戦闘機、その他の武器や、負傷者に使用された薬品など、多くの展示物が並んでいます。

国立戦争博物館で最も重要なのが、第二次世界大戦中の1942年にナチス・ドイツの攻撃に抵抗したマルタの勇敢さを称えて、イギリス国王のジョージ6世よりマルタ国民全員へ授与された「ジョージクロス勲章」で、この「ジョージクロス」はマルタの誇りとしてマルタの国旗にも使用されています。

営業時間
6月〜10月 9:00 〜18:00
11月〜5月 9:00〜17:00


さいごに…

という事で今回は、歴史の深い騎士団のマルタの首都ヴァレッタの観光地を紹介しました

東京都の半分程度の面積しか持たないマルタですが、その地理的な問題から各国に攻撃され続けてきた波乱万丈な国です。

特に、マルタ騎士団の歴史が感じられるマルタの首都ヴァレッタは、一気に中世ヨーロッパの世界に引き込まれるような魅力あふれる街ですので、

ぜひ皆さんも、透き通る海と、街全体が世界遺産に登録されるほど美しい景観を持つヴァレッタへ、人生に一度は行ってみてはいかがですか?



また、マルタ留学については下の記事で紹介していますので、興味がある人はチェックしてみて下さい。


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