皆さん、こんにちは。
この記事を読んでいる皆さんの中には、
就職や昇進のためにTOIECスコアが必要なんだよね。
何か資格を取りたいけど、TOIECでも受けようかな。
なんて思っている人も多いと思います。
そして、一般に履歴書に書いても良いと言われているのはTOIEC600点からで、昇進の条件としても600点あたりから提示されることが多いです。
ちなみに、私は最初にTOIECを受験した時には390点しか取れないほど英語力がなく、600点を目標にする所からのスタートだったのですが、TOIEC対策を中心に英語をコツコツと勉強して、875点を取得しました。なので、どんなに初心者の方でも600点は絶対に取得できますよ!
という事でこの記事では、英語力が全くなかった所から実際にTOEIC800点以上を取得した私が、TOIEC600点を取るために必要な勉強法と、おすすめの参考書を詳しく紹介します!
この記事を読んで実行すれば、絶対に600点が取得できますので、TOEIC学習やの参考書選びの参考にして下さいね。
TOIEC600点を取得するのに必要なスキルとは?
先に結論から言いますと、TOIEC600点を取得するために必要なスキルは以下の3つです。
1. 単語を覚えること。
2. 中学レベルの文法がわかること。
3. テスト形式に慣れること。
この3つの対策をすれば、誰でもTOIEC600点は取得できます。
それでは、TOIEC600点を取得するのに必要なスキルを一つずつ説明していきます。
① 単語を覚えること
TOIEC600点を取得するために必要なことの1つ目は、単語を覚えることです。
単語を覚えることは、TOIECに関わらず、英語を学習する上でずっと続けないといけません。
というのも、英語は言語なので、いくら文法がわかったとしても、単語そのものの意味を知らないと理解ができないからです。
単語を知っているかどうかで英文を理解できるかどうかが大きく違ってくるので、単語力は点数に直結してきます。
特に、TOIEC700点くらいまでは単語力≒TOIECの点数の様なものなので、単語を覚えることは最重要事項です。
なので、TOIEC600点用の単語帳を半分以上覚えるまでは他のTOIEC対策は置いといて、単語学習に集中する方が良いです。
TOIEC600点を取得するのに必要な単語を覚えてきた後は、単語学習とその他の対策を並行して進めていって下さい。
1-2. TOIEC600点を取得するためにオススメの単語帳
TOIECで点数を取りたい場合は、TOIEC専用の単語帳で学習することをオススメします。
というのも、TOIECはビジネスシーンで使用される英語を想定したテストです。なので、学校で学んできた単語とは少し違い、独特な単語や、見慣れた単語でも普段とはちょっと違った意味で使われていたりします。
例えば、「performance(パフォーマンス)」と言うと、一般的には、バンドの演奏等の舞台上の演技を思い浮かべますが、TOIECでは、「業務の実績や成果」という意味で出てくることが多く、馴染みのある意味とは少し異なります。
その点、TOIEC専用の単語帳にはTOIECによく出る単語がまとめられており、単語帳の一番最初に大きく描かれている意味もTOIECで使われやすい意味が書かれていますので、TOIECに必要な単語を効率的に覚えるには、TOIEC用の単語帳を覚える事が一番です。
ここで、TOIEC600点を取得するためにオススメの単語帳は、
①キクタンシリーズの
『キクタンスコア600』
と、
②金フレシリーズの
『銀のフレーズ』
です。
この2つは、600点取得を目指す方向けにレベル設定された単語帳となっています。
どちらを選んでも良いですが、キクタンの方は音声にBGMがついており、ノリノリ気分で学習できるのが特徴で、TOIEC600点以降もこのシリーズで学習を続けていく場合には、覚える単語数が多くなります。
一方、銀のフレーズの場合は、TOIECに出やすい単語だけが網羅的に凝縮されているので、覚える単語がキクタンよりも少なく、早く効率的にスコアが取得できるようになっています。
私自身は、音声がリズムに乗って流れてノリノリ気分で学習ができるスタイルが好きな事と、TOIECだけではなく、英語を話せるようになることが目標だったので、TOIEC対策をしながら沢山の単語が覚えられるキクタンシリーズを使用しました。
とにかく最小限の単語を覚えてTOIECの点数さえ取れれば良いという人は、銀のフレーズを使用すると良いと思います。
1-3. 効率的な単語の覚え方
ここで、初めて単語を学習する際に注意してほしい事があります!
それは、単語を覚える際には書いて覚えようとしたり、1ページずつじっくりと覚えて、単語帳を1周すれば全部覚えられるだろう。とは思わないことです。
キクタンにせよ、銀のフレーズにせよ、どちらも1000単語程度収録されていますので、上記の暗記法だと時間がかかり過ぎる上に、どうせ覚えられません。笑
単語を覚えるには、短期間の内に何回もその単語に出会うことが一番効率的だと科学的にも証明されているので、単語と一番最初に書かれている意味をパパッとみて、声に出して読みながら、何回も単語帳を回して下さい。(有名なエビングハウスの忘却曲線という論理です。)
また、単語を声に出すことで音とスペルを一致させる事ができ、音から意味がわかるようになるので、リスニング対策効果的です。また、何回もその単語を練習することで自分の発音もキレイになります。
単語を目で見るだけでなく、口と耳を動かして単語学習する事で脳も活発になり、単語学習の際に声を出すことは、良いこと尽くめですよ!
また、私の場合は、例えば1日に100単語学習を進めるとしたら、100単語の単語と意味を交互に2回ずつ言っていき、次の日に、前の日に学習した100単語と、次の100単語の合計200単語を学習する形で進めていきました。
1日に100単語ずつでも進めていけば、2ヶ月したら6周程度は単語帳を回せますし、時間があれば1日や2日で1周回すことも可能なので、集中して学習すれば2ヶ月くらいでは大体覚えてくるはずです。
TOIEC600点取得するのに必要なスキル②中学レベルの文法がわかること
次にTOIEC600点を取得するのに必要なスキルは、中学レベルの文法です!
TOIEC対策に関わらず、英語学習をするには中学英語レベルの文法は必須です。
というのも、中学校で学ぶ英語は英語の基礎中の基礎で英語の核となる部分なので、中学校レベルの文法が分かっていないと英文を理解する事ができません。
更に、TOIECは簡単なレベルの問題から上級レベルの問題まで幅広く出題され、結構なボリュームの長文問題もあるので、基礎英語力がない状態で受験しても点数を取るどころか、そのレベルの高さに圧倒されて挫折してしまう事もあります。
大学受験で頑張って英語を勉強した。という人はある程度基礎英語力があるので良いと思いますが、中学校・高校で全然英語を勉強してこなかったという人は、TOIECに向けた対策をするよりも、中学校レベルの英語を学び直す必要があります。
そこで、中学レベルの英語ってどれくらいだろうかとレベルを確認したい場合、英検3級が中学校卒業レベルと言われているので、下のリンクから英検のHPに行って、3級のリーディング問題がわかるかどうか解いてみると良いと思います。
そこで英検3級レベルの英語に自信のない人は、まずは中学英語の復習ができる本を1冊買って復習すると良いでしょう。
英検HP 3級過去問のページはこちら2-2. 中学レベルの文法が復習できる本
中学レベルの文法が復習できる本は自分の好きな本でいいのですが、
①中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
という本や、
②MR.Evineの中学英文法を修了するドリル
という本が分かりやすくて実際に人気のある本なので、この二つのどちらかをやってみると良いと思います。
そうして基礎的な文法と、TOIEC600点を取得するのに必要な単語を半分以上覚えてきたな。と思ったら、やっとTOIEC対策らしい対策に進んでも良いでしょう。
TOIEC600点を取得するのに必要なスキル③TOIECの形式に慣れる
TOIEC600点を取得するために必要な英語力は、600点レベルの単語と基礎的な文法のみです。
なので、単語も文法も自信のある人は模試を解いて練習するだけでも良いのですが、TOIEC学習が全くの初めての人には、TOIEC初心者用の対策本を1冊やってみることをオススメします。
TOIECの対策本には、各パートごとの問題例や、どういうふうに効率的に問題が解けるのかという、ヒントのようなものが書かれていて、試験で問題を解く際に使える、有益な情報が載っています。(例えば、リスニングは説明の音声が流れている間に先読みしておく事や、同じ単語が聞こえたら大体引っ掛け問題という事等。)
TOIECの対策本を通してやってみることで、TOIECに出る問題と、解き方のイメージが掴めてくるはずです。
また、その中に出てくる文法や単語等を潰していくことでTOIECに頻出する単語や問題パターンも覚えてくるので、分からない事は調べて潰していって下さい。
3-2. TOIECの問題や、解き方が学べる対策本
TOIEC初心者の人には、TOIECを初めて受験する人向けや、TOEIC600点を目指す人に向けて書かれている対策本がオススメです。
特に、全パートをカバーしている本が良いです。特にこだわりがない場合は、下の2つの対策本から選ぶのをオススメします。
①初めて受けるTOIEC®︎L&Rテスト全パート完全攻略
②ゼロからのTOEIC(R) L&Rテスト600点 全パート講義
3-3. TOIEC対策では絶対にやるべきTOIEC模試
こうして、対策本でどんな問題が出題されるかというイメージが掴めたら、TOIECの公式問題集を購入し、その中に2つ模試テストが入っているので、その内の一つを時間を測って解いてみて、自分がどの程度点数が取れるのかというのを確認してみて下さい。
そうする事で対策本で学んだ事を使ってみる練習にもなりますし、TOIECの問題量や時間感覚というのを完全に実感できます。
また、模試はスポーツで言う練習試合みたいなもので、1番本番に近い問題が出題されますので、解いた時の点数は目安とするくらいで気にせず、じっくり解説を読んで復習をして下さい。
特にリスニング問題は聞き取るのが難しいだけで内容はそんなに難しくないので、スクリプトを見ながら何回も音声を聞いて、全問正解出来るくらいまで復習すると良いです。
特にパート1、パート2は音声も短いので、音声をシャドーイングして自分でも言えるくらい真似して下さい。
そして、TOIECを受ける際には模試を解くことは必須です。
私が初めてTOIECを受験した際には特に対策もせず、模試も解かずに受験し、リスニング問題の問題順序を勘違いしたり、マークシートがずれたりと散々で、390点しか取得できませんでした。テスト形式に慣れるには、模試が一番効率的です。
ちなみに、公式問題集の中で1つ残った模試は、時間感覚と学んだテクニックを思い出すためにも試験直前に解き、その感覚を忘れない内に本番のTOIEC試験に挑むと良いでしょう。
ここまでで紹介した、TOIEC600点に必要な単語力と基礎文法力をつけ、TOIEC模試で本番の形式に慣れてしっかりと復習をすれば、600点を達成できる人も多いでしょう!
しかし、まだ600点を取得できないという人でも、後は点数を600点まで伸ばせば良いだけです。
という事で次のページでは、TOIEC600点を目指す為に集中して対策するべきパートと、パート別のオススメの参考書について紹介します。
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