まだまだ続くバルセロナの観光地!
第21位~第25位
21.モンセラット
キリスト教の聖地であるモンセラットは、標高1,200m以上の円筒形の岩が連なったのこぎり形の山にサンタ・マリア・モンセラット修道院が建てられている、なんとも不思議な光景の場所です。
修道院に祀られているマリア様が持つ天秤に触れると願いが叶うと言われており、人気の観光スポットとなっています。
スペイン独立戦争時のナポレオンの侵略時に地元兵が最後に立てこもった場所でもあり、あの天才建築家ガウディがインスピレーションを受けた場所とも言われています。
モンセラートバルセロナ市街地からは離れており、電車で1時間30分程度かかるため、不安な方はツアーに申し込むのが良いでしょう。
22.カイシャ フォルム 美術館
1911年に紡績工場として作られたこの建物は、モデルニスモの著名な建築家の一人プッチ・イ・カダファルクが紡績工場として設計した典型的なモデルニスモ様式の建築物です。
その後紡績工場は閉鎖しましたが、2002年にラ・カイシャによって文化センターに改築され、現在ではイベントや展示会等が行われています。
改築の際に、エントランス部分はバルセロナオリンピックの屋内競技場を設計した日本人建築家の磯崎新が設計し、モデルニスモ建築と近代建築が融合した建物となっています。
23.バンカー デル カルメル(カルメル要塞)
バンカーデルカルメルは、1936年から1939年までのスペイン内戦時に、バルセロナが見渡せる標高262mの丘の上に人民戦線政府(共和派)によって築かれた要塞です。
丘の上からは360°バルセロナの街が一望でき、バルセロナ1番の絶景を楽しむことができるため、穴場の観光スポットとなっています。
24.トーレ ベリェスグアルド
カタルーニャ語で美しい景観の塔という意味の「トーレ ベリェスグアルド」はフィゲーラス邸とも呼ばれ、ファゲーラスの未亡人であるサゲス夫人の住宅として、1900年から1909年にアントニ・ガウディの設計によって建てられました。
かつてこの丘にはカタルーニャ王朝最後の王マルティン1世の住んでいたお城があり、サゲス夫人の依頼により城壁を活かして設計されたため、ガウディの建築物としては珍しく直線が多く使用されています。
以前は外観の見学のみ可能でしが、2013年より内部の見学も可能になっています。
25.オルタの迷路公園
映画の撮影地にもなったオルタの迷路公園は、うまく刈り込まれた茂みで作られた大きな迷路のある公園で、隠れた観光地です。
この公園は市内で最も古く、1791年にデスバルス侯爵の敷地をイタリア人建築家ドメニコ・バグッティによって設計されたネオクラシック様式の庭園で、その後19世紀に公園を拡張した際にローマ様式の要素が加えられました。
巨大な迷路は一度入ると抜け出すのが難しく、公園には緑が多いので、自然の中でリラックスして遊べるスポットとなっています。
さいごに...
という事で今回は、バルセロナの観光地25選を私のオススメ順に紹介しましたが、いかがでしたか。
歩いてみるとそれほど大きくはない市ですが、街を歩けば多くの観光地を発見することができるバルセロナは、世界中の旅行者を魅了する観光地です。
特にガウディを始めとする建築物や、世界最高峰のサッカークラブであるFCバルセロナ、ピカソやミロと言った芸術作品などが好きな方にはたまらない旅行先ではないでしょうか。
これからバルセロナ観光をする人や、欧州旅行の行き先に迷っている人は、ぜひ参考にして、バルセロナ旅行を楽しんで下さいね!
関連記事
コメント