皆さんこんにちは、
現在英語学習中のwakaです。
私は先日、自分の英語力を測るためにTOEICを受験してみました。
TOEIC試験の結果は795点(990点満点)だったのですが、5点の差はあるものの、大体800点前後の点数だと言えます。
TOEIC800点程度というと、一般的には英語ができる人として評価されていますが、皆さんは、TOEIC800点の人の英語力ってどの程度だと思いますか?
という事でこの記事では、TOEIC800点程度の人はどのくらい英語ができるのかという事を、ちょうどTOEIC800点前後の点数を取得した私の経験から解説します!
一般的なTOEIC800点に対する評価
TOEICといえば、600点程度から履歴書に書けると言われており、まずは600点を目指して対策し始めることが多いです。
レベルとしては、TOEIC600点で英検2級程度の英語力があると言われています。
私の場合はTOEIC 795点を取得したのですが、TOEICの点数を周りの人に教えると、
TOEIC800近く取れるの⁉︎
すごい!
とか、
TOEICでそのくらい取れるならもう英語ペラペラに話せるんでしょ?
等と言われることも多く、
一般的には、
『TOEIC800点を取得=英語が話せる』
と、評価されていると思います。
また、TOEICの点数を社員の採用や昇進の要件としている企業でも、一部の外資系企業を除くと、TOEIC800点を超えていれば大抵の企業の基準を満たし、英語力のある人材として採用されたり、昇進や海外赴任の候補となることもあります。
ちなみに、TOEICの公式サイトの公表値を見ると、2019年の日本のTOEIC平均スコアは523点で、795点以上の人の割合は大体14%〜18%程度のようです。(結構いるよ)
TOEIC 795点を取得した私の英語力とは⁉︎
ビジネスシーンで使用される英語が出題され、日本では企業からの評価も高いTOEIC試験ですが、
TOEIC800点前後を取得した今、
さて、私は一般的に評価されているように、英語をペラペラに話せて、英語で仕事ができるかと言えば、答えはNO‼︎です。
確かに TOEICを学習する過程で多くの単語を学び、簡単な日常会話はできるようになりましたが、
仕事で使う英語としては、外国人と英語でビジネスの電話をしたり、会議をすることは、私のレベルでは難しいと感じます。
それでは795点を取得した今、私の英語力がどのくらいなのかと言うと、
1. 外国人と話すときに動じずに自分の意見が言える
2.英文のメールはほぼ理解でき、専門用語を調べながら論文が読める
3.話し慣れた友達との日常会話ならこなせるが、長い文を説明されたり、訛りが強い人だと理解できないことがある
4.日常会話でも知らない単語が出てくるので、よく聞き返す
5.ネイティブの使うイディオムはあまり知らない
6.自分が説明するときはシンプルな単語や簡単な構文でしか表現できず、ビジネスで使うにはプロフェッショナルさに欠ける
7.何かを説明しようとすると文が出てこず、言葉が詰まる
と言った感じです。
もし私がこの英語力で仕事をするとなると、
メールや資料を読むことはできるけども、話すとなると相手の言っていることが分からなくなったり、言葉に詰まるなど、英語力が原因で英語での業務に支障をきたすことでしょう。
TOEICの点数が高くても英語が話せない理由
残念ながら、一般的なTOEICの評価とは裏腹に、TOEICの点数があるからといって英語を使って仕事ができるほどペラペラに話せるようになるわけではありません。
どうしてかと言うと、一般的に受験されている TOEICは 、TOEIC L&Rの方で、リスニングとリーディングのみの能力しか試されないからです。
近年では、大学受験英語に4技能を組み入れる動きが議論され、スピーキングとライティングを測る TOEIC S&Wを受験する人も増えてきましたが、まだまだ一般的ではありません。
私がTOEICを受験するまでにやったことと言えば、基本的な文法と単語帳に加えて、参考書を机の上で勉強し、英語を間違えても支障のない友達や先生と会話をしていたのみです。
ビジネスで使えたり、スピーチができるようになるようなスピーキングの練習はしていないので、綺麗な英語をペラペラと話せなくて当然なのです。
さらに、 TOEICのリスニングのスピードはゆっくりですが、普通の会話では TOEICの1.5倍速くらいの速さで会話が進みます。
そこに各話者のアクセントや、 TOEICでは出てこないイディオム等が入るので、TOEICでは高得点を取っても、実際にネイティブとの会話になると全然聞き取れないということも多いのです。
また、英語を話す時にうまく文法を組み立てられなかったり、発音が悪くて相手に伝わらないという事もあります。
TOEIC800点程度のレベルは英検で言うと準1級相当だと言われていますが、スピーキングとライティングを含めた4技能全てを網羅している英検を取得している人の方が、実際に使える英語能力を備えているかも知れません。
TOEIC800点を取っても英語は話せない?例外の人とは?
私の場合は、まだまだ業務に使えたりスピーチができるような能力はありませんが、
じゃあTOEIC800点くらいの全ての人が実戦で使える英語力がないのか?と言うと、そうではないと思います。
実際に海外留学やワーキングホリデーをしたことがある人は、現地でアルバイトをしたり、現地の人と交流することで、試験には出ないけど実際によく使われる表現を知っているなど、実践的なスピーキング能力を持っているはずです。
英語は結構単純な単語で成り立っているので、私が今まで出会った人の中でも、英語でペラペラやりとりが出来ても難しい単語を知らない人もいますし、TOEICは時間勝負の試験なので、単に試験対策不足な人もいるかも知れません。
実際に英語環境で揉まれたことがある人は、プレゼンやオフィスでバリバリ英語を使うことができなくても、レストランやホテル等の高度な英語力を必要としない仕事は英語でこなせるなど、ある程度実践的な英語能力を持っていることもあるでしょう。
TOEICって意味ないの?それでもTOEICを受ける理由。
ここまでで、TOEIC800点程度では英語をペラペラに話せるわけではないことを説明しましたが、それは、TOEICが英語を話すために意味がないわけではありません。
英語を話すためには、英語の基本的な文法・単語・発音・英語独特の表現等を知っておかなければいけないので、TOEICに向けて勉強することは、英語の基礎知識をつける良い練習になります。
なので、TOEIC L&R対策に加えて、スピーキングとライティングを合わせて練習すれば、英語ペラペラの道にグッと近づくでしょう!
更に、TOEICの1番の魅力は、難易度が高くない割に周りからの評価が高いことですので、特に学生や、転職や昇進を考えている方は、積極的に挑戦するべき英語資格です⭕️
どうしたらTOEICの点数を上げられるか。
TOEIC試験で点数を取りたい場合には、
・基本的な文法を抑える
・単語を覚える
・テスト形式になれる
・英語を大量に聞く
ということを意識すれば、800点近く取得することができます。
特に、リスニングに関してはリーディングよりも点数が上がりやすいので、TOEIC800点くらいまではリスニングを重点的に対策するのが近道です。
また、国内で英語力を上げるには欠かせないオンライン英会話は、 TOEICの対策にも効果があります! (特にリスニング力)
ネイティブキャンプ やQQ English のようにTOEIC対策の教材があるスクールもあるので、うまく活用してくださいね。
⇨ネイティブキャンプのサイトを見る⇨QQ Englishのサイトを見る
ちなみに私の場合は、下の記事で紹介している方法で文法・単語・模試をゆるく勉強してきて、スタディーサプリを試した以外には特に対策せずにTOEIC試験を受けました。
TOEIC600点レベルを目指す人にオススメの参考書と勉強法は下の記事で紹介しています。
また、その後も学習を続けてTOIEC875点まで取得したので、
TOEIC800点レベルを目指す人におすすめの参考書やアプリを下の記事にまとめています。
TOEICで点数を取りたい人は、ぜひこれらの記事を参考にしてみて下さいね。
また、今回の記事と同じテーマで「TOEIC800点程度の私のオンライン英会話の様子」を含めて動画にしたので、TOEIC800点程度の人の英語力が気になる人は、そちらもチェックして見て下さい。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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