皆さん、こんにちは。
英語学習が好きなwakaです。
私は現在、英語力向上のためにIELTSを学習していますが、日本ではあまり勉強する機会のない英語のスピーキングやライティングを学習するのは難しいですよね。
IELTS等の試験や、一般に向けてのスピーチ等のアカデミックやフォーマルな場面では、意見を述べるときに一般的な事柄を述べることが大切になってきます。
そこで今回は、フォーマルな場面のスピーキング&ライティングに使える、「一般論」&「傾向」を表すための表現を自身の忘備録も兼ねてご紹介します!
アカデミックやフォーマルな場面に必要な一般論とは?
IELTS等のアカデミックな試験やフォーマルな場面では、スピーキングとライティングにおいて、自分の事や意見にフォーカスするのではなく、一般的な事柄を広い視野で考えて答える必要があります。
例えば、
* How popular is art as a school subject?
(授業科目として、美術はどのくらい人気がありますか。)
という問いに対して、
In my primary school, children loved it. I loved making things, so I enjoyed it too.
(私の小学校では、子供達は美術が好きでした。私も物を作るのは好きだったので、美術の科目を楽しみました。)
On the whole, I think most children enjoy art, although they do seem to go off a bit when they get older.
(概して、大きくなると少し人気が離れるようですが、ほとんどの子供達は美術を楽しんでいると思います。)
この場合、個人的な体験や意見にフォーカスして話すAさんよりも、一般的な子供達について話しているBさんの回答の方が、フォーマルな場面としてはふさわしい回答ということになります。
また、一般論を話すときは、「〜の傾向がある」「〜のようだ」等の傾向を表すことで断定を避けられるので、傾向を表す表現を一緒に使う事も重要になってきます。
一般化(Generalising)するために役立つ表現
それでは、一般的な事柄を話すときに役に立つ、「全体として」「概して」という意味の表現を下にまとめます。
①. On the whole
例:On the whole, children are more creative than adults.
(全体として、子供達は大人より想像力が豊かです。)
②. In general
例:In general, Japanese people are hardworking.
(一般的に、日本人は働き者です。)
③. Broadly speaking
例:Broadly speaking, evening students are busy with both study and part-time work.
(一般的に、夜間の学生は勉強とアルバイトで忙しいです。)
④. Generally
例:Generally, tourists are overwhelmed by the number of people in Tokyo.
(一般的に、多くの旅行者は東京の人の数に圧倒されます。)
⑤. By and large
例:By and large, Japanese students are punctual.
(全体的に、日本人は時間を守ります。)
⑥. As a rule
例:As a rule, Australian buses arrive late.
(一般的に、オーストラリアのバスは遅れて到着する。)
⑦. In most cases
例:In most cases, children try to behave well before Christmas time to get presents.
(ほとんどの場合、子供達はプレゼントをもらうためにクリスマスの前は行儀よく振る舞おうとする。)
⑧. On average
例:On average, parents in Japan have 1 or 2 children.
(概ね、日本人の両親には1人か2人子供がいる。)
傾向を表すのに役立つ表現
次に、一般化する際に役立つ、「〜の傾向がある」、「〜のようだ」等の傾向を表す表現を下にまとめます。
①. Tend to + 動詞の原型(infinitive)(〜する傾向がある)
例:Most cities in Australia tend to have a lot of Asian food.
(ほとんどのオーストラリアのレストランではアジア食を扱っている傾向にある。)
②. Seem to + 動詞の原型(infinitive) (〜するように思う)
例:Most Japanese people seem to be curious about going abroad but only few people have actually been to other countries.
(多くの日本人は海外に行くことに興味があるようだが、実際に他の国に行ったことがある人はごく僅かだ。)
③. Appear to + 動詞の原型(infinitive) (〜するように見える/見受けられる)
例:The children appeared to be enjoying the party.
(子供達はそのパーティーを楽しんでいるようだった。)
④. Have a tendency to + 動詞の原型(infinitive)(〜する傾向がある)
例:Public transport in Australia on Sundays has a tendency to be less frequent.
(日曜日のオーストラリアの公共交通機関は頻度が少ない傾向にある。)
⑤. Be liable to + 動詞の原型(infinitive)(〜しがちである)
例:Children are liable to get frustrated when they can’t express their feelings.
(子供達は感情を表現できないときにストレスが溜まりがちでです。)
⑥. Be likely to + 動詞の原型(infinitive)(〜しそうである)
例:The business plan he started last year is likely to be a success.
(彼が去年始めた事業は成功しそうです。)
さいごに。。。
という事でこの記事では、アカデミックな試験やフォーマルな場面でのスピーキングとライティングで役立つ、「一般化」&「傾向」を表す表現を紹介しました。
これらの表現は、自然な英文を作る時に役立つと思うので、ぜひ自分のものにして下さいね!
また、このブログでは、英語学習に役立つ情報や海外の情報などを発信していますので、海外や英語に興味のある方はチェックしてみて下さい。
それでは、引き続き英語学習がんばりましょう!
関連記事
コメント