皆さんこんにちは、現在オーストラリア人の彼と国際恋愛中のwakaです。
実は私、2020年4月にオーストラリアへ渡航する予定だったのですが、渡航の約2週間前の2020年3月20日に新型コロナウイルスの影響によりオーストラリアの国境が封鎖されたため渡航できず、オーストラリア人の彼とも国境が再開するまでの間、遠距離恋愛をするハメになりました。(汗)
そして、国境閉鎖から1年以上経った現在でも、オーストラリアと日本の国境再開の目処は未だ立っていません。
そこで私はこの状況から脱却するべく、国境の再開を待たずにTravel Exemption(適用除外措置)を申請し、無事にオーストラリアへ入国させて貰いました!
という事でこの記事では、厳しい規制を強いられるコロナ禍でも日本からオーストラリアへ入国するためのTravel Exemption(適用除外措置)申請の条件や、私たちが用意した提出書類等の情報をシェアしようと思います!
(この記事は2021年5月時点のものです。規制が変わる可能性もあるので、最新情報は常にチェックしてください。)
私が申請時にリサーチした情報ではありますが、この記事が少しでもコロナの影響で日本⇄オーストラリア間での遠距離恋愛を余儀なくされている人の力となれば幸いです。
目次
1. オーストラリアと日本の国境再開はいつになる?渡航にはTravel Exemptionを承認してもらう必要があるよ。
2. Travel Exemptionの条件とは⁉︎ コロナ禍のオーストラリアに入国できる切り札。
3. 渡航条件とビザの種類
4. Travel Exemption申請に必要な項目
5. 私達が提出した書類の例と内容の詳細
6. Travel Exemptionを申請するにあたって知っておきたいTips
7. 最後に…
オーストラリアと日本の国境再開はいつになる?渡航にはTravel Exemptionを承認してもらう必要があるよ。
初めに、現時点(2021年5月)での日本とオーストラリアの現状をお伝えします。
世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスへの対応策として、オーストラリア政府は2020年3月より諸外国からの入国及びオーストラリア国民の出国に対して厳しい渡航制限を続けています。
また、自国民を含め、海外からの入国者には14日間の隔離が義務付けられています。
その対応が早かったこともあり、現在(2021年5月)オーストラリア国内での市中感染は無く、オーストラリア国内で発見されるコロナ陽性者はほぼ海外からの帰国者です。
一方、日本国内の市中感染は急激に増加しており、この記事を作成している2021年5月5日時点の日本の1日の新規コロナ感染者は4,072人と、依然として日本では新型コロナウイルスが猛威を奮っています。
国境を閉じてからと言うもの、オーストラリア政府は2021年4月に隣国ニュージーランドとの国境を再開したのみで、コロナ感染者の途絶えない日本との国境再開の見通しは未だに立っていません。
(噂によると2021年末まで国境は閉鎖のまま、2024年までは従来通りに行き来できるのは難しいだろうと言われています。 )
以上のことから、現在オーストラリア⇄日本間では人の往来が原則不可となっており、多くのオーストラリア&日本人カップルが物理的に引き裂かれた状態になっています。
しかし、
そんな中でもオーストラリアへ渡航する方法が一つあります!
それは、Ttavel Exemption(適用除外措置)を申請して渡航の許可を得ることです🌟
簡単に取得できるものでもありませんが、特にオーストラリア市民または永住者と交際関係にある方はTravel Exemptionが承認される可能性があるので、希望を捨てずに検討してみてください。
※Travel Exemptionの申請は無料です※
Travel Exemptionの条件とは⁉︎ コロナ禍のオーストラリアに入国できる切り札。
現在オーストラリア政府が各国に対して厳しい渡航制限を課す中で、オーストラリアへの入国が許可されているのは以下の人です。
- オーストラリア市民
- オーストラリア永住者
- オーストラリア市民/永住者の近親者
- オーストラリアに在住しているニュージーランド市民
- 渡航前14日間以上ニュージーランドに滞在していた人
- 外交官とその家族
- 72時間以内の乗り換え者
- 航空乗務員と乗船員
- 政府に認可されたSeasonal Worker Program または Pacific Labour Schemeに従事する人
- 投資家ビザ(subclass 188)保持者
この中で、日本とオーストラリア間で遠距離恋愛中の人がオーストラリアへの入国を許可してもらうには、3行目に書いてあるオーストラリア市民/永住者の近親者の枠を狙っていく必要があります。
要は、彼/彼女の家族(配偶者)としてオーストラリア政府へ認めてもらい、入国させてもらうという事です。
家族といっても国際恋愛組は結婚しているわけではないので、de facto(事実婚)として申請します。
ちなみにオーストラリアは一時滞在ビザ保持者(Temporary Visa Holder)の出国を認めており、オーストラリア国内にいる恋人が一時滞在ビザ保持者の場合は、よっぽどの理由がない限りTravel Exemptionで入国を許可されるのは難しい様ですので、その場合はオーストラリア以外の国で一緒になることも検討した方が良さそうです。
申請もこちらからできます
https://covid19.homeaffairs.gov.au/travel-restrictions
渡航条件とビザの種類
現時点でのオーストラリアへの渡航の条件は、
1.オーストラリアに滞在しているビザを保有していること
2. Travel Exemptionを承認されていること
が必須となっています。
なので、申請の際にはビザとTravel Exemptionの両方の申請を出す必要があります。
この際のビザに制限はありませんが、現在通常のビザ無し旅行者は入国出来ないので、
年齢が30歳以下であれば
Working Holiday (subclass 417)
それ以外であれば
Visitor visa(subclass 600)
Partner visa(subclass 309/100)
が現実的に申請できるビザとなります。
ビザを選ぶ際には、working holiday visa とVisitor visaで申請した際は申請から約1週間程度で結果が届きますが、
Visitor visaではオーストラリア国内での就労が認められておらず、Partner visa(subclass 309/100)の申請にはAUD7,715の費用を払う必要がある上、その他のビザより承認されるまでに長い期間がかかり、承認されるまではオーストラリアへの入国が出来ないことに注意する必要があります。
また、ビザが却下された時の費用は返金されません。
ちなみに、Prospective Marriage visa(subclass 300)はパートナーとして認められないのでtravel exemptionの許可は降りない様です。
私の場合はワーキングホリデービザが申請可能だったため、ワーホリビザを申請しました。
ワーホリビザが申請できない場合は、パートナービザを申請するのに十分な証拠を持っているのであればパートナービザを申請し、そうでなければVisitor visaで一時的滞在するか、オーストラリア入国後にビザを切り替えるという方法を取るのが良いのではないでしょうか。(Visitor visa は”Tourist stream”であればビザの切り替えが可能です)
コメント
Miyuさん、こんにちは。記事をご覧いただきありがとうございます!
私達は書類作りに結構時間をかけてできる限りの証拠を集め完璧だろうと思うような申請書を作成しましたが、それでも1度rejectされましたよ。
そしてほぼ同じ申請書を提出し、2回目でexemptionが降りました。
承認されるかどうかはどれだけ証拠を持っているかで決まると思うので、自分達が集められるだけの証拠を集めできるだけ完璧な申請書を作成して申請してみてはそうでしょうか?
Facebookでは交際歴の短い方や一度も会った事のない方等、証拠が十分でない人も申請してrejectされている場合も多く見かけますので、exemptionの可能性についてはご自身の状況と他の方の状況を比べてみると良いかと思います。
また、皆さん結構答えてくれるので不安な事があればグループで聞いてみるのも良いと思いますよ。
長くなりましたが、Miyuさんが無事にオーストラリアへ入国できる事を祈っています!
exemption書類作り大変だと思いますが、頑張って下さい!✨
私も現在、オーストラリア入国のためにexemptionを作成している途中です。なので、この記事は本当に本当に参考になりました!ありがとうございます泣。質問があるのですが、何回目の人生でexemptionがおりましたか?今、Facebookのグループに入っているのですが、たくさんの人のrejection情報を見て可能性がないように感じてしまいます。もしよければ、何度目でおりたのか、教えていただけないでしょうか?すみません。よろしくお願いします。