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オーストラリアでメガネを購入する際の流れと体験談。結論-日本で買った方が良い。

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皆さんこんにちは。

オーストラリアで長期滞在をする中で、メガネを買い変えたいと思う事もあるのではないでしょうか?

筆者は数年オーストラリアに在住しており、メガネの度数が合わなくなったため、思い切ってspecsavers」というオーストラリアの大手チェーン店でメガネを購入しました。

そこで、日本でメガネを購入した時とは仕組みが違い戸惑うこともあったので、この記事では、オーストラリアでメガネを購入した経験談をシェアしようと思います!

初めに結論を言うと、日本のメガネは質が高いです!また、オーストラリア内でメガネを購入する際のおすすめのお店も記事の最後の方で紹介します。

私がメガネを購入したお店

私が今回メガネを購入したのは、specsavers」という、オーストラリア全国とニュージーランドで400店舗以上を展開している大手チェーン店です。CMなどでもよく目にするので入り易い感じがするのと、視力検査も店舗で済ますことが出来きて便利です。

まずはフレーム選びよりも眼科&視力検査

日本でメガネを買う際は、フレームを選んでから視力検診をするという流れだったので、日本にいる時から長年メガネを使用している私は何も疑う事なくお店に入ったら好きなメガネのフレームをチェックし初めました。しかし、対応してくれた店員さんいわく、まずはフレーム選びよりも、「eye test」「vision test」と呼ばれる眼科検診が必要という事でした

それも、オーストラリアではメガネを販売しているスタッフの人ではなく、optometrist (検眼士)と呼ばれる専門の先生に診てもらわないといけないようです。

optometristは国家資格を持った専門家で、当日は予約が埋まっていて後日またお店に行く事になったので、eye testはあらかじめ予約しているとスムーズに行くと思います。

また、eye testの費用は、Medicareを持っている人は無料ですが、その他の人は$80.75(2025年現在)です。プライベート保険は基本的には眼科をカバーしていないので、その時点で少しお金がかかってしまします。




メガネの値段にビックリ。

物価の高いオーストラリアですが、メガネのフレームは100ドル弱から用意されていて、日本でもブランド物は数万円するので、それほど高いとは感じませんでした。私が選んだのは169ドルのフレームで、セール期間ということで無料でもう一つフレームが貰えるとの事でした。

しかし‼︎

日本だと無料や少々の追加料金を払うだけで済む、レンズのカスタムが非常に高額でした。

specsaverには、様々なレンズのオプションが用意されています。まず販売員に勧められたのが、汚れや傷に強く、ブルーライトや反射を抑えて視界がクリアで見えやすくなる、「UltraClear SuperCleanレンズ」。こちらのオプションだけでも$70追加です。

その他、UVカットやアウトドア用の反射防止、周囲の明るさに合わせて調光を調節するレンズ等、$30から$200程度のレンズのオプションが用意されているのですが、私は$70のUltraClearレンズのみを選択しました。

そして、度数が強いメガネを着用する人には欠かせない薄型レンズ(Thin + Light lenses)についても、忘れずに希望を伝えます。

日本では非球面のレンズ(Aspheric lens)を注文することは一般的ですが、specsaverで希望した時には伝わらず、代わりに、レンズを薄くするレベルによって値段が変わるということでした。薄さは$60から選べるとホームページには書いているのですが、実際には、最薄のレンズにするには$300程度かかった記憶があります。

私は販売員の人と相談した結果、上から2番目の薄さのレンズをオーダーしましたが、値段は$200ドルです。👀

ということで、1つのメガネを作成するのにかかった料金は、

フレーム$169(無ブランド)+反射、キズ、ブルーライト防止$70+薄型レンズ$200で、合計$439でした!

思ったよりもレンズが高くて驚きです

そして私の場合は、セールで無料になったフレームの分のレンズ代が$270追加で、無ブランドのメガネを2つ購入するのに$700も掛かったので、セールのお得感が全然ない値段になってしまいました(汗)

日本では格安メガネ店が全国展開していて、ブランドにこだわらなければ1万円程度でオシャレな薄型レンズのメガネが買えるので、日本の手軽な感覚で行くと、メガネは視力矯正のための医療品としての要素が強いオーストラリアとの感覚の違いを感じます。

メガネ制作にかかる時間は2週間〜3週間。

費用以外にも驚いたことは、オーストラリアでメガネを購入すると、メガネの製作にかかる待ち時間が長い事です。

日本だと、その日のうちに視力検査からメガネを作成してくれる事も多く、早いと20分ほどで完成するのですが、オーストラリアでメガネを購入すると、注文してから出来上がりの連絡が来るまでに2週間〜3週間待つ必要があります。そして出来上がりの連絡を受け取ったら、フレームの最終調節(Fitting)をして商品を受け取ります。

私の場合は、薄型レンズの希望が通っていないというトラブルがあり、出来上がったメガネが見た事もないほどに分厚く、視界の湾曲が酷くて使い物にならなかったので、改めて薄型レンズにして作り直すという工程を踏みました。なので、結局メガネが完成したのは最初のオーダーから1ヶ月後でした(汗)

出来上がったメガネも、レンズに少し厚みがあるのとかけた時の違和感があり、その前に使っていた非球面レンズから感覚を調整するのに時間がかかりました。

高額で時間をかけて作ったメガネがこれか。。。と、少しガッカリする瞬間でした。

オーストラリアでメガネを購入した感想と、専門家も驚いた日本の技術。

オーストラリアでメガネを買った感想としては、正直、がっかりが大きかったです。

日本の格安店の方が、「質、価格、製作時間」の全てを上回っています

日本人は目が悪い人が多く、オシャレとして気軽にメガネを使用している背景もあるので、今回オーストラリアでメガネを購入してみて、日本のメガネ店はすごく高レベルだと実感しました。

実際に、私が薄型レンズを追加して作り直してもらった時に、optometrist (検眼士)に日本の格安メガネ店で購入して使用していたメガネと最初に作ってもらったレンズを比較して見せたのですが、眼科医療の専門家のoptometristでさえも、

このレンズ凄くいい物ね!これは一体どこで買ったの!?⁉︎👀

と、驚いていました。

自国で購入したとだけ伝えましたが、1万円で1時間以内で出来た物なんて伝えたらどれ程驚いた事だろう。と、今でも思ってしまいます。笑




結論、メガネは日本で購入した方が良い!そして、後から知った衝撃の事実。

オーストラリアでメガネを購入した感想としては、オーストラリアで長期滞在をする場合は、メガネは渡航する前に日本で購入しておくか、日本に一時帰国をした際に購入することをオススメします。

今回特に私が困ったのは、非球面や薄型レンズのカスタムについてだったので、そこまで視力が低いわけでなくレンズを薄型にする必要がない人は、まだオーストラリアで購入してもいいかと思います。

しかし、この話には続きがあります。私が日本帰国時に日本の格安メガネ店で別のメガネを購入した時に、その時に着用していたオーストラリアで購入したメガネを店員に渡すと、

「あれ?このメガネ、お客様の目の幅と焦点がズレていますが…?」と言われてしまい、あんなに高額を払って購入したメガネの焦点までズレていた事が発覚したのです(泣)!

確かに、オーストラリアでメガネを注文した際には店員が手作業で瞳の位置にマーカーをつけていたので、日本で使用している機械の方が正しいに決まっているのです。

格安なのに薄型レンズの追加料金が0円、そして20分で完成した日本のメガネは使い心地が良く、その後はオーストラリアで何万円も出したメガネよりも、日本で購入した格安メガネの方を基本的に使うようになってしまいました。

オーストラリアでも高品質な眼鏡が購入できる日本のお店

とはいえ、オーストラリア滞在中に急にメガネを作り変えないといけなかったり、しばらく帰国の予定がない場合もあるかと思いますので、オーストラリアでも日本の良質なメガネが購入できるお店を紹介します

OWNDAYS(オンデーズ)

OWNDAYS(オンデーズ)は、日本全国各地でチェーンを展開し、世界13カ国に進出している有名な日本初のメガネ店です。

オーストラリアではシドニーに3店舗展開しており、$128〜$300程度のフレームが用意されています。

日本国内と同様に、視力検査と最短20分で完成する即日仕上げのサービスを行なっており、薄型レンズ、UVカット、キズ、反射防止のレンズは、追加コストなしの$0で標準装備されているので安心です。オンラインストアも展開しているので、Eye Testの結果さえ知っていればオンラインで購入することもできます。

OWNDAYS ONLINE STORE - OPTICAL SHOP|Glasses(Spectacles/Eyeglasses, Sunglasses
Explore the extensive selection of spectacle frames and sunglasses available in ...

 Paris Miki(パリミキ)

Paris Miki(パリミキ)は、1960年に兵庫県で創業され、現在では日本国内に600以上の店舗を持ち、アメリカ、アジア、ヨーロッパ等の世界各地で店舗を展開している大手メガネ店です。

オーストラリア国内ではシドニーに3店舗、メルボルンとゴールドコーストに1店舗ずつ店舗があります。

高品質で洗練されたデザインと丁寧なケアを売りにしており、豊富な品揃えで人気ブランドの商品も多数用意されています。また、欧米系の人とは鼻の形が違うアジア人にもフィットしやすい日本製のフレームを選べるのも嬉しいポイントです。

Paris Mikiも日本のサービスらしく、薄型レンズが$0で標準装備されていて、最短20分で即日受け取りが可能です

Paris Miki Australia

さいごに。

海外で生活していると、ふとした所で日本との違いを感じる事がありますが、私にとってはメガネの購入だけでも結構な驚きがありました。ということで、この記事が少しでもオーストラリアのメガネ事情を知りたかった人にとって参考になれば幸いです。

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